お歳暮のマナー

お歳暮の起源

元々は日本古来の行事である御魂(霊)祭り(みたままつり-1年を2回に分けて先祖の霊を迎えてお供え物をして祀った)が起源で、分家から本家に・嫁ぎ先から実家に・使用人から雇い主などへお供え物が贈り届けられたことに発祥します。
当時は正月を前にして、年の瀬を無事に越し新しい年を迎えるにあたっての必需品として、お酒・お餅・干し魚・数の子・スルメ・昆布・塩鮭などの日持ち食品が贈られていたようです。

現在では、贈られる品物も随分と豊富になりましたが、実家や日頃お世話になっている方々へ一年間の感謝を込めてお礼の気持ちが贈られています。
ちなみに、「お歳暮」は本来「年の暮れ、歳末」と同じ意味の言葉ですが、歳暮に際してお世話になった人に感謝する年中行事である「歳暮周り」が短縮されて、現在よく使われるような、贈り物をする文化になったと考えられます。時期が違うだけで、お中元とお歳暮とはほとんど同じ言葉です。

正しい贈り方は?

お歳暮の贈り物に掛ける「のし紙」は、紅白(赤と金色で印刷されている)の5本(又は7本)花結び(蝶結び)に熨斗が付いたデザイン(通称=花結び祝い=一般お祝い用)のものを用います。
表書きは濃い色の墨を用いて楷書体で書くのが基本ですが、献辞(上書き)は水引中央結び目の上に「御歳暮」と書き、名前書きは水引中央結び目の下に献辞よりやや小さめにして「フルネーム」で書き入れます。

本来は事前に訪問時間を打ち合わせて先方宅に直接持参するのが習わしですが、昨今では互いの都合もあって余程の場合を除いてはデパートなどから直送したり宅配便を利用することが一般的になってきています。
身内や友人に送り届ける場合は電話で伝える程度でも差し支えありませんが、日頃大変お世話になっている方々に送り届ける場合は贈り物に挨拶状を付けるか、届く頃を見計らって手紙か葉書による挨拶状を送るようにするのが礼儀です。

喪中の時はどうする?

お歳暮はお祝いごとの贈り物ではなく、普段お世話になっていることに対する感謝の気持ちを贈るものであることから、当方又は先方のいずれか(又は双方)が喪中の場合であっても、お歳暮を贈りあうことは一向に差し支えないことになっていますが、忌中(仏教では忌明け法要前、神道では忌明け祭前)の場合やどうしても気になる場合は、事前にお断わりを入れて先方の了解を得た上で、時期をずらして寒中見舞い(松の内以降立春まで)の形で贈る方法もあります。

松の内

地方によって異なりますが一般的には1月1日~6日

関東・関西で贈る時期を外さないこと

お中元は、関東なら7月初旬~7月15日まで、関西なら、お盆を8月に行うため、7月下旬~8月15日までに贈るのが一般的です。

特に、関西の人が関東の人にお中元を贈る場合には、時期を外すことのないように気をつけましょう。関東に贈る場合、6月下旬時点でまだ準備をしていないなら、急いだほうが良さそうです。

ただし、もし時期を逃してしまっても、それ以降立秋(8/7)までは「暑中御見舞」、それを過ぎると「残暑御見舞」として贈ることはできます。

また、お歳暮はお正月のお祝いをする準備の前、関東では12月初旬から12月31日、関西では12月13日から12月31日までに贈るのがルールとされていますが、できれば20日くらいまでが無難です。 年内に間に合わないようであれば「御年賀」「寒中御見舞い」としましょう。

政治家・公務員などの職業でないこと

相手が政治家や公務員、公立学校の先生(特に利害関係がある場合)である場合、そもそもなにか贈りものをするのは公職選挙法や公務員規定に抵触する可能性があるため、禁止です。

贈った自分だけではなく、受け取った相手にも迷惑をかけてしまうことになるので、気をつけましょう。

それ以外については、基本的に感謝の気持ちを伝えるものなので、相手について難しく考える必要はありません。クライアント様など、お世話になっている人に贈る、という考え方でいいと思います。

ちなみに、自分と相手のどちらが喪中であっても、贈ることに問題はありません。ただし、ご不幸からあまり時間が経っていない場合は、少し時期をずらしてあえて暑中御見舞とし、無地のしで贈るという方法もあります。

今後も継続的な付き合いがあること

贈る相手について、もうひとつ考えておきたいのは、それが「継続的にお付き合いのある相手かどうか」という点です。なぜなら、お中元(やお歳暮)は「これからもずっとお世話になります」という継続的なお付き合いについて贈るものだからです。

もし毎年お中元とお歳暮を贈り続けるつもりではない場合、お中元を一度限りで贈ってしまうことは失礼になります。一度限りの場合は、のし書きを「お中元」ではなく、「御礼」として贈るようにしましょう。

先方の情報を毎年更新していること

所在地や担当者の変更など、送り先の相手の情報が最新かどうかも把握しておきましょう。担当者が変わっているのに、以前の担当者の名前のままで贈っては、失礼になります。また、先方の移転などでお中元の品が戻って来たりすれば、せっかくの手配が無駄になってしまうでしょう。

送り先の情報は年によって変わるものであることを、まずは念頭に置いてください。日頃お世話になっていたり、お中元やお歳暮を頂いていたりする人や、取引先を、社名や担当部署、担当者名なども記入しつつリスト化しておきましょう。このリストは、毎回見直しと確認だけで流用できるので、一度しっかり作り込んでおくことをおすすめします。

好き嫌いを把握していること

「コーヒーが苦手な人にインスタントコーヒーの詰め合わせを贈った」「アレルギーと知らずに小麦・乳製品を贈った」などは、お中元でよくある落とし穴です。 マイナスの印象になることはないと思いますが、絶対にプラスにはならないので、相手の好き嫌い、アレルギーなどはしっかり把握しておきましょう。

確実に受け取ってもらえること

「賞味期限が数日程度の生鮮食品を不在時に贈り、後日再配達されたたときには賞味期限切れだった」という状況を避けるためにも、相手が長期に家を空けるような事情があるかどうかくらいは贈る前に把握しておきましょう。

お中元であれば「暑い夏には冷たいもの」、お歳暮なら「鍋の材料になる海産物」などが高ポイントですが、生ものなどは保管場所等の問題で、かえって迷惑になる場合もあるので、注意が必要です。そもそも受け取る期間が限定されているものを贈らないというのもひとつの方法だと思います。

相手は企業か個人かで対応を変えること

送り先が企業である場合は、分けるのに手間がかかるものは、誰かに負担がかかるということを覚えておく必要があります。

また、個人では喜ばれる商品券・ギフト券も、いざ分けるとなると、難しい問題が生じることがわかります。

どのような物を贈ればよいか

何を贈るかについては案外面倒で難しいもの、ついつい贈る側の好みによっていずれの先様にも同じようなものを贈ってしまうケースが多いようですが、贈り物は自らの心が相手に伝わり喜んで貰ってこそ本来の意味合いがあります。
幾ら高価なものであっても酒が飲めない人に酒類を贈っても喜んで貰えません。 自分好みの「あげたいもの」を贈るのではなく、相手の好み・家族構成・年齢・人数・季節などを十分考慮して、予算に見合った「喜んでいただけるもの」を先様ごとに選ぶことを心がけるとよいでしょう。(下記表参照)

お歳暮として贈った商品ベスト10
順位 商品
1位 ハム・ソーセージ(24.4%)
2位 ビール(14)
3位 洋菓子(13.9)
4位 海苔(12.3)
5位 日本酒・焼酎(12.1)
6位 魚介・肉類(11.1)
7位 乾物・缶詰(10.5)
8位 漬物・佃煮(10.5)
9位 商品券・ギフト券(10.1)
10位 コーヒー(8.9)
お歳暮の希望商品ベスト10
順位 商品
1位 商品券・ギフト券(56.4%)
2位 ハム・ソーセージ(20.6)
3位 ビール券(17.2)
4位 ビール(15.0)
5位 食用油(12.7)
6位 商品選択型ギフト券(12.4)
7位 洗剤(10.2)
8位 コーヒー(9.5)
9位 魚介・肉類(8.8)
10位 海苔(7.4)

お歳暮の贈り方は?

ポイント

●風呂敷に包んで持参するのが正式なマナーですが、遠方であったり忙しかったりとの理由から、最近は宅配便で送るケースも増えてきました。

●持参する場合
◎早朝や食事どきは避け、午前10〜11時、午後14〜16時くらいに訪問します。
◎事前に相手の都合をうかがわずに急な訪問をする場合には、玄関先で御歳暮をお渡しし、すぐに失礼するのがマナーです。
◎まずはご挨拶をしてから品物の風呂敷包みを解きます。
◎お渡しするときに、風呂敷包みを解き、先方がのしを正面から読めるように品物の向きをあらためて手渡しをします。
◎デパートやお店の紙袋で持参する場合にも、お渡しする時には必ず紙袋から出し、先方が表書きを読めるように品物の向きを正して両手でお渡しします。

●宅配便で送る場合
◎やむを得ず宅配便で送る場合にも、送り状を郵送するのが正式なマナーです。品物に同封するか、または品物が届くよりも早く「送り状」が届くようにしましょう。「送り状」には日頃お世話になっていることへのお礼や、お歳暮を送ったということをはっきり書くようにします。

解説

●持参する場合
◎デパートやお店の紙袋に入れて持参しても良いのですが、正式には風呂敷に包みなおして持参するのがマナーです。

◎急な訪問の場合でも
「これからお伺いしたいのですが」
「玄関先ですぐに失礼しますので」
と電話を入れてから伺う方がベターです。
先方がお仕事をお持ちの場合は休日に伺うようにします。 ◎例えば車に数軒分の御歳暮の品を積んで、順番に訪問するような場合には、これから訪問するお宅の分のみを風呂敷に包み、残りは社内に置いて車を出ます。

お歳暮とお中元は必ず両方贈るの?(お中元とお歳暮のマナー)

ポイント

●御歳暮と御中元は、必ず2つとも贈らなくてはならないというものではありません。もし、一回で済ませたい場合には、お中元をやめてお歳暮だけにします。

解説

●お歳暮・御歳暮には、半年間のお礼と、一年間のお礼の両方の意味があります。
お中元とお歳暮の両方を贈る場合には、半年ごとに感謝の気持ちを表わすことになります。お歳暮だけの場合には、一年分の感謝の気持ちを表わすことになります。

そろそろお歳暮を贈るのをやめたい

ポイント

●数年間にわたり贈り続けてきた相手への御歳暮は、なかなかやめにくいものです。
突然スパッとやめるのではなく、まずは
「御中元をやめてお歳暮だけにする」→
「お歳暮の品物の金額を徐々におさえていく」→
「年末の挨拶状だけにする」
というように、徐々に負担を軽くしていきましょう。

解説

●昔は、仲人をしていただいたご夫婦には、ずっとお中元やお歳暮を贈る習慣もあったようですが、現代では三年くらいがめやすと言われています。

喪中の方へのお歳暮は?

ポイント

●御歳暮には、日頃の感謝の気持ちを表わす意味がありますので、贈り手、受け手のいずれが喪中でも問題ありません。
但し、初七日が終わらぬうちや、法要の日に持参するのはやはり避けた方が良いでしょう。

解説

●デパートやお店などで相談し、外のしとして紅白の水引きの立派なのしを用いずに短冊のしなどのシンプルなのしにして頂く等の心遣いをしても良いと思います。
また、ご不幸があって間もないお宅にお歳暮を贈る場合には、時期をずらして「寒中お見舞い」「寒中御見舞」「寒中お伺い」としても良いでしょう。
ただし、年始のおめでたい時期に持参するのは避けましょう(一月七日までの松の内は避ける)。

お歳暮のお返し

本来はお世話になった方々に贈ったり取引関係の方々に贈るのが一般的ですので、贈られる側は特にお返しを必要としませんが、届いた後に出来るだけ速やかに電話か手紙でお礼の心を伝えるのが礼儀です。お礼を伝えるだけでは気がすまない相手や同僚・友人などの場合には、返礼として同額程度の「御礼」の品か「お歳暮」を贈っても特に問題はありません。寒中見舞いの場合も同様です。

お歳暮の礼状

お歳暮の礼状は、お歳暮を贈ってもらった相手の心遣いに対して感謝の気持ちを伝えることが主目的ですが、お歳暮が無事に届いたことを知らせる役割もありますので、受取った後に出来るだけ早く出すように心がけましょう。昨今では電話でお礼を済ませることが多いようですが、電話はとりあえず掛けても礼状をきちんと出すのが正しいマナーです。

戴いたことへのお礼を真心込めてしたためた葉書や手紙には、電話では感じられない温かさが伝わるはずです。また、パソコンで作成しプリントしたものよりも、たとえ下手な字であっても手書きでしたためたものの方が一層真心が伝わります。相手にこちら側の気持ちを伝えることが大事ですので、友人や特に親しい方への礼状は難ぐるしい形式にこだわる必要はありませんが、目上の方への礼状は注意が必要です。

お歳暮
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